自信を持ち、声を出して話せるまでになる

 

私は現在東京
住んでいますが、

生まれ育ちは京都です。

私が小さい頃を過ごした
家の近所には、

「乙国寺」という
お寺がありました。



緑がとても豊かなお寺で、

小さい頃は
よくこのお寺の境内やお庭で

かくれんぼや鬼ごっこ、
なわとびをしてんでいました。

 

 


 

性格は
超おっとりのマイペース

よく親から

「速く食べなさい」
「速く歩きなさい」

と言われていました。

何をするにも
ゆっくりゆっくり
だったのですね。



こんなこともよく言われました。

「ほんまに由美ちゃんは、
私はだぁれ、ここはどこ?
やなぁ」

私がいつも
ぼーっとしていた
からですね(笑)


こんな私を
心配したのだと思います。

親の教育が
とても厳しくなっていきました。


大人になった今は

「子供のことを思って、
より良くなって欲しい
という愛情から、
厳しく接したのだ」

と理解できますが、

小、中、高校生時代は、

「親から押さえつけられて、
すごく苦しい

と感じていました。

 

本来の自分を
外に出すことができず、

すごく内向的な性格になり、
そんな自分に強い劣等感を持ち、
悩みました。

自分のことが
大嫌いでした。

 


 

中学時代、
私は日記を
書いていたのですが、


父が日記を
見ていることがわかり、
3回、抗議しました。

「見ないでくれ」

と言っているのに、
3回、
繰り返し見ていたのです。

 

3回目の抗議で、

「見んといてって
言ってるのに、
なんで見るんやな!!」

と言った私にたいして、
父がこう言いました。

「子どもの
プライベートを知るのは、
親の義務や」


この言葉を聴いたときに

「何を言っても無理や」

あきらめ
日記を書くのをやめました。


 

内向的なので、
声に出して
人とコミュニケーションをとり、

自分を表現できないかわりに

書く」ことで自分を解放

していたのですが・・

日記を書けなくなったので
解放する場がなくなり、


自分の中にたくさんの感情が

たまっていく
よ うになりました。





心が以前にも増して
ドンドン重くなり、

「生きていたくない」

とまで思うようになりました。


中学の時の
国語の作文の宿題で

「死にたい」というような
作文を提出して、

先生を驚かせてしまったり、

授業をさぼって、
校舎の屋上に上がり
柵を越えて寝転がって、

ずっと雲の動きを
見ていたり
するようになりました。

 


 

そんなとき、

以前から習っていた
エレクトーンに
打ち込むようになっていきました。

音楽で、
感情の解放ができる

ことを知り始めたからです。


 

 

 

 

とにかくたまりにたまっている
自分の心の中の感情を、

エレクトーンの音にのせて
外に出すと、

すごくすっきりしました。


人よりも出すものが多いので、

エレクトーン演奏での
表現が大きくなります。

 

 

すると、
エレクトーンの先生から
こう言われるように
なりました。

 

「由美ちゃんは、
表現力が豊かやなぁ。」


感情がたまっているから
豊かになるのですが、

それでもほめられると
嬉しくなります。


さらに
演奏することが好きになり、

さらに
打ち込むようになっていきました。

そのうちに、

ドラム、パーカッションなど
他の楽器も演奏し始め、
歌も歌うようになり、



一緒にレッスンしている友達と
出たアンサンブルの大会では、

地区大会まで進むことができました。


 

この経験が大きなきっかけとなり、

まだまだ小さなものでも

自信というものを
持つことができるようになって、

声を出し

少しずつ

人に自分の気持ちや考えを
伝えることが
できるようになっていきました。

 

 

大学時代には、
テレビの学生レポーターとなり


社会に出てからは、

企業に勤める
ビジネスウーマンとして
全国でプレゼンテーションを実施。



その後
フリーのアナウンサーとなり
2つの賞をいただき、



研修講師として年間180日ほど
全国の企業に出向き、

総受講者数3万5千人ほどの方に
研修を実施し・・・と、

仕事のキャリアを
積むことができました。


 

内向的で劣等感が強く、
人とコミュニケーションが
取れなかった人間でも

大勢の人前で話す仕事を得て、
継続し続けることはできるのですね^^

 

 

人は変われるのです。 

 

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