論理的に伝えることが 分かりやすさにつながる

 

先日うかがった
企業対象の研修での
ヒトコマ。

 

受講対象者は
若手社員の方々。

 

研修テーマは
コミュニケーション

 

 

研修が終了してから

人事の担当者の方と
お話しをしている際に

こんな話しが出てきました。

 

 

 

「いやぁ、

今の若い人は
1を聞いて10を知るなんて、
とんでもないですよ。

1を聞いても
1を知ることが
できないんですよね~」

 

 

 

このときのお話しだけではなく、

この類の
よく聴きます。

 

他には、

「若い社員には
細かいところまで
ひとつひとつ説明しないと
仕事が進まないんですよ」

 

 

などなどのお声。

 

 

 

共通項は
コレですね。

 

言語の背景にあるものを

想像したり
考えたり
察したり

なかなかできない。

 

 

これにはちゃんと
理由があります。

 

 

 

 

対面コミュニケーションの
希薄化です。

 

ネットの無かった時代。

私たちは

人と対面で会い、

電話で言葉を交わして

コミュニケーションをとってきました。

 

 

そういう中で

意識せずとも

 

言葉以外の

相手の表情から
気持ちを読み取ったり

声のトーンから
状況を読みとったりと

 

言語以外のものを読んで
コミュニケーションをとる
練習を日々重ねてきました。

 

 

ですから、

 

1を聞いたときに

その1の背景にある
目的や今後の流れ、全体像、
その人の想いなどを

想像し、考え、察し、

すべき行動を自然に起こす

 

ということをしてきました。

 

 

現代は

対面コミュニケーションが
かなり希薄になってきています。

 

会わずとも
声を聴かずとも

気軽にメールやSNSの
文字だけでコミュニケーションが
とれてしまう

とても便利な時代です。

 

そのかわり

言語以外の
表情や声のトーンを読み取ることは
できません。

 

ですので

察する

という練習がなかなかできない
時代なのです。

 

 

となってくると・・・

 

 

「まあ、
このくらい言っておいたら
分かってるだろう」

 

相手の理解力に任せる
伝え方

ではなくて、

 

相手が正しく理解できる
伝え方を

 

伝える側の人間
実践する必要があります。

 

 

分かりやすく
論理的に話すスキルは
これからさらに
重要になっていきます。

 

 

 

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