ジョブズのプレゼンに見る心理テクニックとは

 

プレゼンを聴いていただき

聴き手からの
同意や了承、共感を得て、

思う行動
とっていただくためには

 

まず、

 

聴き手にとって

話し手が信頼できる人

 

である必要がありますね。

 

 

ひとつ前の記事で
お伝えしていました。
https://kando-voice.com/?p=1254

 

・・・・・・・・・・・・・

アリストテレスが
著書で書いていた


相手を説得するために
必要なもののひとつ、

人柄や人格による

聴き手との
「信頼」関係の醸成

・・・・・・・・・・・

 

です。

 

 

 


いくら


理にかなう話しを
熱弁したところで


信頼感を寄せてもらえないと

 


そもそも

 

話しのスタートラインから

「聴こう!」

と思ってもらえません。

 

 


また、

 


聴き手にとって

話し手が

すごく遠い存在に感じたとき


聴き手の心も

話し手から遠いものになり

 

遠い世界の話となってしまう。

 


簡単に言うと

 

自分には
関係のない世界の話

 

となってしまって

前のめりには
聴いてもらいにくい
状態になります。

 


そうならずに

 

自分の話を前のめりに
聴いてもらえる状態を

プレゼンの早い段階
つくってしまうことが大事です。

 

 

 

 

聴き手の状態づくり
すごく大切。

 

 

始めに
その状態をつくる
ことで、

本題の大切な内容に入ったときに

聴き手に
その部分をしっかりと聴いて
受け取ってもらえるのです。

 

 

 

事例を挙げたいと思います。

 

 

かのスティーブジョブズが

スタンフォード大学で行った
伝説のプレゼン。

 

 

たくさんの素晴らしい
プレゼンテクニックや
想いが集約されたものですが

その中の

工夫のひとつ。

 

 

 

ジョブズは

このように話し始めました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・

この素晴らしい
大学の卒業式に招かれたことを
光栄に思います。

ただ、私は大学を
卒業したことがないので

大学の卒業式に出席するのは
これが初めてです。

今の瞬間が、
私が「卒業」というものに
最も近付いた瞬間なのです。

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

話し手のジョブズは

超有名な
世界的な
実業家
です。

 

一方


聴き手は

これから
社会に出ていく学生。

 


立場や状況に
大きな隔たりがあります。

 


ジョブズが話すことを

 

「ジョブズだから、
できたんでしょ。
特別な人の話で、
自分からは遠い世界さ」

 


と思われてしまうと


伝えたいことが
聴き手の中に入っていかない。

 

 


ですので

 

ジョブズは話の導入を
先ほどご紹介した文言で
始めたのです。

 


「決して
自分と君たちとは
遠く離れた関係ではない。

同じ課題を共有し合える
関係なんだよ」

 


という

同じ目線の高さでつながり合う
メッセージです。

 

 


あなたが

話しをする相手

どのような人でしょうか。


 


その人が

あなたに対して

近い気持ちになり
心を寄せていただくために

どのように
話しをスタート
させればよいでしょうか。

 

 

ぜひ参考にして

実践してみてくださいね^^

 

 

 

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https://kando-voice.com/?p=19 

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