声から緊張感を無くし、メンタルの安定を得る

 

 

私がどんな想いで
この仕事をしているかについて
お話しさせてください。

 



半導体メーカー
主にプレゼンテーションを
実施する仕事をした後に

わたしは
フリーのアナウンサー
なりました。

 

アナウンサーという仕事は

表からは
一見華やかに見えますが

実際には
非常に過酷なところがある
世界でした。

 

私の場合、
とにかく毎日の生活時間が、
その日によってバラバラでした。

 

 

ある局の
朝の番組を担当していた時には
起床は3時半


身支度をして
自分の車で局に向かい
朝の番組を終え

外に出て
朝食なのか昼食なのかわからない
食事をとり、
停めている車の中で少し仮眠。


お昼のラジオでニュースを入れて
家に帰り、
次の仕事に向かい
夜まで仕事をして・・・

ほとんど睡眠時間がとれず
また起床が3時半
ということもザラでした。




 

 

 

ある日の朝

話すスキルが乏しいことを
少しでもフォローしようと

しっかり準備するために
一番に局に入って
放送のダンドリを
考えていた私に


部屋に入ってきた
同じ番組のディレクター
言いました。

 

 

「村松さん。
朝の番組やってみてどう?
僕がこんなこと言うのも
おかしけど、

朝の仕事
やらないほうがいいよ。

僕を見てよ。
まだこれでも20代。

だけど、すごい白髪でしょ。
朝の番組やってからだよ」

 

 

ストレスです。

確かに、
ディレクターの髪には
白髪が目立ち、
20代には見えませんでした。

ディレクターは
疲れてしまっている私の状態を
見抜いてしまっていたのだと
思います。

 

 

そんな矢先、

別の仕事先の
テレビの生放送を
実施している際に
大失敗をしてしまいました。



スタジオにひとりでいる私が
現場にいるレポーターに
バトンを渡し

またスタジオにカメラが
戻ってくるのを待っているとき。

 

本来は
現場の映像が映っている
モニターをしっかり見て、

いつスタジオに返ってきても
いいようにスタンバイ
していないといけないのに、

寝ていなかった私は
少し朦朧として
ぼっとしていたのです。

 

 

予定時間よりも
早いタイミングでスタジオに
バトンが戻ってきてしまい、

見ていたモニターの画面が急に
自分の顔に切り替わりました。



心と声の準備
していなかった私は
固まってしまい、

思うように声が出ず、



「○○さん、現場から
ありがとうございました。
では失礼します」

 

とだけ小さな声でボソリと話し、
お辞儀をして
番組を締めたのですが・・・、

 

 


 

まだ10秒ほど
時間が余っていました。

固まってしまっている私は、
そのまま声を出せず
カメラを見つめたまま
時間が過ぎました。

 

見てくださっている方は、
何が起こったのだろうと
思われたと思います。

 

 

 

 

番組の画面が、
私の顔からCMに移った直後、

イヤホンから、
耳をつんざくような
大きな怒声が飛んできました。

(アナウンサーは
イヤホンをつけ、
ディレクターからの指
示を聴いています)

 

 

「何やってんだ!!!!!
やめちまえ!!
バカヤロウ!!!!!」

 

とにかく自分が情けなくて、
恥ずかしくて、
申し訳なくて

スタッフみんながいる部屋
すぐに戻ることができず、

お手洗いの中で、
止められないくらい
湧き出てくる涙
出なくなってから部屋に行き、

スタッフみんなに
謝罪して周りました。

 

 

固まってしまうと、
声は出なくなる。

声と心はつながっているんだ

ということをこの時に知りました。

 

仕事を辞めようかとも
思いましたが
何とか思いとどまり、

この大失敗を機に


声を調えることに
力を入れるようになり、

心理学の本
前にも増して
読むようになりました。

 

 

 

そうすると、

以前だったら
過度に緊張していた場面に
遭遇しても、

安定した声を出すことが
できるようになり、

心も大きく
乱れたり固まることもなく、

過度な緊張をしない
すむようになりました。

 

 

声と心の安定は、
ラジオCMでの
ナレーションと歌で、

2年連続ACC広告賞の受賞
もたらしてくれました。

 

 

また、



心の安定は、
仕事にも大きく影響します。

企業研修の仕事
たくさん
入ってくるようになり、

全国を周って年間180日登壇

総受講者数
3万5千人ほどにもなりました。

 

 

この声と心の関係についての
興味がずっと自分の中にあり、

仕事をしながら大学院に入って、
声と心の関係を研究しました。

声が変わるとメンタルが変わる

 

という、


世界で唯一の実証を
出すことができ、

論文を書き、

ヨーロッパのチェコと
日本の心理学会で
研究発表をしました。

 

 

 

研究の中で、

は自分や聴いている人の
メンタルや身体に
大きな影響
を与えることが
わかりました。



特に
発声の仕方が変わると
姿勢や目線、行動が変わります。

にも大きな影響を与え、
活性化を促し、

自分自身の安定感
自信を生み出します。

 

 

人前で話すときに
まず大事なのは、

 

声をつくることです。


 

声をつくることが、
メンタルの安定感と自信に
大きくつながるからです


それが、ひいては
人生を大きく変
えることにも
つながります。

私がそうだったように。


 

また、

いくら良いことを言っていても
聴き取れないと意味がありません。

 

 

実証を出すことができた
ということは、

誰にでも
再現が可能だということです。

 



「声は生まれつきのもので、
変えられないでしょ」

と言う方がいらっしゃいますが、

そんなことはありません。


誰でも変えられるのです。

 

声を変えたい方はコチラへ

https://kando-voice.com/?p=19

 

 

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