分かりやすく、正しく伝えていますか?

 

日本会話の8割
正しく伝わっていない、

なんていう数字があります。

 

 

8割って・・・

ほとんどじゃないですか・・(汗)

 

 

これにはいくつかの
理由があります。

何回かに分けて
お伝えしようかと思います。

 

 

 

まずは、

そもそもの
日本語構造の難しさ。

 

・主語がなくても
 会話が成立する

・イントネーションを
 変えるだけで
 肯定文にも疑問文にもなる 。

 (たとえば、
 「はい」という言葉の
 最後の音を高く上げると、
 疑問文になりますね^^)

・指示語が多い
 
 (コソアド言葉:
  こんな・そんな・あんな・
  どんな・こういう・そういう etc.)

・尊敬語・謙譲語・丁寧語がある

・若者言葉などによる
  言語の多様化

などなど・・・。

 

 

 

構造がかなり複雑なので、

正しく伝えたり、

理解したりするのが

他国の言語よりも
難しい側面があるのですね。

 

 

 

ちなみに

アメリカ国務省の
外郭団体
が出している

言語習得難易度
レベル分けがあります。

 

これによると・・・

 

 

 

修得がやさしい順に

 

レベル1
オランダ・フランス・ドイツ
イタリア・ルーマニア
スペイン・スワヒリ
スウェーデン語 ほか

レベル2
インドネシア・マレー
ブルガリア・ギリシャ語ほか

レベル3
ベンガル・ビルマ・ヘブライ
ハンガリー・ポーランド
ネパール・トルコ・タミール
フィンランド・チェコ語ほか

レベル4
日本・中国・アラビア語

 

 

 

レベル1の修得時間が
約24週

 

レベル4の修得時間が
約80~92週

 

3~4倍の時間差があります。

(アメリカの人にとって、
ですよ~)

 

 

 

難易度が非常に高い言語を
普通に使っている私たちは

実は常に繊細に頭を働かせ
話しをして、聴いている

ということです。

 

 

ただ、

やっぱり難解なので

理解し合えていないことも多い

ということですね。

 

 

以前、

パリにある
フランス語学校に
通ったことがあるのですが

この言語の難易度の違いを
痛切に感じた経験があります。

苦い経験でした~。

 

この話はまた次回に^^!

 

 

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