猫背と声と呼吸との関係

 

日本の街中を
元気いっぱいに人力車をひく
車夫が行き来していた時代。
 
明治・大正・昭和初期
当時の車夫の写真が残っています。
 
 
その写真を見てみると
 
力強い笑顔の車夫たちは
みんな
来ている着物の帯のところに
親指をひっかけて
 
肩を開いて
胸をはって
堂々とした姿勢で写っています。
 
 
 
 
 
 
猫背の車夫・・・はいません(笑)
 
 
肩を開いて
胸をはっていると
肺を開いた状態ですので
随分呼吸が
しやすかっただろうなと思います。
 
呼吸は豊かだったはず。
 
 
 
逆に猫背だと
肺を自分で押しつぶしている
状態ですので
 
呼吸は浅くなります。
 
 
 
そして
 
 
親指を帯のところに引っ掛けている
 
ということは
 
自分の身体における意識が
帯のあたりにあっただろうと
思われます。
 
人間の意識は
身体の締まっている部分に
向かいます。
 
 
 
帯は腰骨のあたりで締めます。
 
 
 
 
 
 
ここは・・・
 
 
いわゆる丹田がある位置。
 
おへその少し下の
奥にあるのが丹田。
 
身体の中心になる部分で
 
スポーツをされている方は
ご存じの通りだと思いますが
 
丹田に重心を置いて身体を使うと
身体が持っているパワーを
有効に使えます。
 
 
 
剣道、柔道などなど
〇〇道といわれる格闘技を
されている方は
をしめます。
 
 
重心を丹田に下げ
身体のパワーが
存分に出る状態をつくり
頭はクリアに保つためですね。
 
こういったものと
 
呼吸や声
 
というものが
 
実はつながっているのです。
 
次に続きます^^
 
 
 
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