声が小さい悩みを解決する3つの方法は?

声と話し方でコミュニケーション能力を高める
感動ヴォイスクリエイター村松由美子です。

 

 

今日のテーマは
「声が小さい悩みを解決する3つの方法は?」です。

 

 

 

 

 

 

「声が小さくて悩んでます・・・」

 

まさに消えいるような様子で

お悩み相談をくださる方が多いです。

 

 

話し方のお悩み相談の内訳

トップ10の中に確実に入ります。

 

 

 

 

かくいう私は・・・

 

実は昔

友達から「声が小さい」と言われて

悩んでいました。

 

 

今そんなことを言うと

「うっそーーー!」と言われるのですが

ホントです。

 

 

 

なぜか。

 

結論から言うと

母の声がわりと小さめだったから、です。

 

 

今回はこの話から進めていきましょう。

 

 

 

 

 

一緒にいる人に似てくる

 

 

子供の頃は

お母さんのそばに

くっついてることが多いですよね。

 

 

私たち人間は

いつも一緒にいる人と似てくる傾向があります。

 

 

筋肉の使い方なども

無自覚で似てくるんですよ。

 

 

 

私の母は

声が小さくなるような

「出し方」だったのです。

 

 

 

私は家の中では

その大きさが普通だった。

 

ですが

 

家の外の世界では

小さいと言われた。

 

 

 

だから

 

大きく出す方法に変えればいい。

 

 

 

と言うことを知っているいまの私は

その場に合わせて

無理なく声の大きさを変えています。

 

 

 

そうです。

 

ボリュームは変えられるのです。

 

 

それも簡単に解決できます^^

 

 

 

 

今日は簡単にできる

 

悩みを解決する3つの方法を

お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

呼吸を意識する解決方法

 

さて

 

お悩みを解決する方法

ひとつめです。

 

鍵になるのは呼吸です。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも

 

声のボリュームを

決めるものは何でしょうか。

 

 

簡単に言ってしまうと

呼吸の深さなのです。

 

 

セミナーの際には

私が実際に受講者の方の前で

こんな風に実演しています。

 

 

・・・・・・・

 

息を吐いて

肺に入っている空気を少なくして

声を出してみます。

 

すると小さな声が出ます。

 

と言うより

 

小さな音声しか出ません。

 

 

次に

 

たっぷりと空気を吸い込んで

出してみます。

 

すると

 

うって変わって

 

大きな大きな音声が出ます。

 

・・・・・・・

 

 

呼吸の浅い人は

たいてい声が小さいんですよ。

 

浅いのに

ボリュームを上げようとすると

 

声帯に無理がきて

かすれて

出なくなってしまうこともあります。

 

 

 

 

声というのは

吐く息にのせますね。

 

 

 

これを電車に例えてみると

 

吐く息は電車のレールです。

その上に声という電車が走る。

 

 

もしレールが細いものだと

その上には小さい電車しか

乗っかることができません。

 

レールが太いものだとどうでしょうか。

その上には大きな電車を

乗っけることができる。

 

 

 

 

 

 

 

声も同じなんですね。

 

息が浅いと

そこには小さい音しか乗りません。

 

 

大きな音を出したいのであれば

深く大きな呼吸をしましょう。

 

 

とってもシンプルだけれど

確実に変化するお悩み解決の方法です^^

 

 

 

 

距離を意識する解決方法

 

「よく聞き返されるんです・・・」

 

というお悩みもいただきます。

 

 

この「聞き返し」の原因の一つが

声が小さいということですよね。

 

 

 

「なんでいつも聞き返されるんだろう・・・」

 

と思われる方は

 

伝える相手のどのあたりに向けて

声を飛ばしているかを

一度意識してみてください。

 

 

 

実は多くの場合は

 

飛ばす距離が短いのです。

 

 

その距離感では

 

伝えたい相手の手前で

ぽそっと落ちてしまって

相手の耳まで届きません。

 

 

 

 

 

 

そもそも・・・

 

音声は音波だということです。

空気の中を飛んでいるのですね。

 

 

空気伝導によって

私たちの耳に聞こえているのです。

 

 

 

ということは

どういうことか。

 

 

飛んでいる最中に

空気の抵抗を受けている

ということです。

 

 

発せられた直後は

パワーもあって

勢いよく空気の中を進むけれど

 

時間の経過とともに

そのエネルギーは弱く小さくなる。

 

 

となると

 

 

伝えたい相手の手前をめがけて

声を出してしまうと

 

実際には

自分が狙った少し手前で

飛ぶ距離が終わってしまう

ということになる。

 

 

相手には届かず

聞き返されてしまう

 

という現象が起きてしまいますね。

 

 

 

 

声が小さい方は

飛距離が短いのです。

 

届けたい相手の手前を狙いすぎ。

 

 

目安としては

 

届けたい相手の頭を

少し超えるくらいの意識で

出してみてください。

 

 

ちょうどいい大きさで

相手の耳に届くはずです。

 

 

 

 

 

たくさんの人の前で話すとき

 

大勢の人前で話す機会がある

という方は

 

大きな音声で話す必要がありますね。

 

 

手前の人にだけ自分の話が届く

 

 

という状態では困ります。

 

 

 

 

 

 

 

前に立ったときには

 

もっとも自分から離れた席に

座っている人を見つけてください。

 

そして

 

その人の頭を超える意識で

出してください。

 

 

そうすると

無理なく会場にいる人全員に聞こえる

音声を出すことができます。

 

 

 

音は音波。

 

その会場にいる人全員を

自分の声のバイブレーションで

包み込むことができるのです。

 

 

 

音声に含まれている

ある種の音は

 

耳から

というよりも

肌全体が

 

音を聴いているという

研究結果があります。

 

 

 

自分の話に

聴き手を巻き込みたいとき

 

伝えたい相手の頭を超える意識で

言葉を投げることで

 

音のバイブレーションで聴き手を包み込み

惹きつけることができるようになるんですよ。

 

 

 

 

 

 

自然にたくさん吸っています

 

先に

「呼吸の深さが大事だ」

と書きました。

 

 

遠くにいる人の頭を超えて

声を出したとき

 

直前に

自動的にたくさんの息を吸い込んでいます。

 

 

 

そして

 

声を出すときに

たくさんの息を吐いています。

 

 

 

身体って本当にかしこいんです。

 

一生懸命頭で考えなくても

その時その時で

最適な活動をしてくれます。

 

 

 

「大きく出そう」

と考えると

 

たいてい喉を閉めてしまい

苦しい音が出ます。

喉も痛めてしまいます。

 

 

ですが

 

 

「距離」という「感覚」で

出した時には

伸びやかな音が出て

喉は閉まらないのです。

 

 

 

ぜひこの「距離」で声のボリュームを

コントロールしてみることを

試してみてください。

 

 

声が小さいことにお悩みの方も

自然と大きな声を出すことができます。

 

 

 

 

動きを意識する解決方法

 

声の小さい方は

遠慮がちな傾向がありますね^^

 

 

拝見していると

 

話を出しているときに

身体の動きがほとんど無いか

控えめです。

 

照れ屋さんでもあるのですね。

 

 

 

 

 

 

 

声の大きな人を思い出してください。

 

その人は

話すときのジェスチャーが

大きくないですか?

 

表情も大きく使って

しゃべっていませんか?

 

 

 

音声の大きさと動きって

つながっているのですね。

 

 

 

 

あなたが運動をしたときのことを

思い出してください。

 

運動の最中に話をすると

大きな音声が出ていませんか?

 

 

 

先日セミナーにお越しくださった

受講者の方が

こんな話をしてくださいました。

 

 

・・・・・・・

 

私は普段声が小さくて出ずらく

悩んでいたけれど

 

そういえば・・・

 

最近主人と早歩きをする

ウォーキングを始めたのだけれど

その最中に話しているときは

確かに大きいです。

 

・・・・・・・

 

 

なぜ身体を動かしていると

変わるのでしょうか?

 

 

 

 

 

動きが音量を作る

 

動いているとき。

 

じっと動かずにいるときに比べて

呼吸が深くなっていますよね。

 

 

そう、だから普段小さい音声も

大きくなる。

 

シンプルです。

 

 

 

そして

 

動いていると

身体がゆるみますね。

 

 

それと同時に

気持ちがゆるみます。

 

気持ちが張り詰めているとき

緊張しているとき

 

音声は小さくなります。

 

 

リラックスをしているとき

出やすくなります。

 

 

 

 

 

実は人前で話をするときも

動いて話した方が

リラックスできます。

 

 

緊張感を動きで解放できるからです。

 

それと同時に音声は大きくなります。

 

 

 

声が小さい方は

 

話をするときに

動きを少し大きめにしてみてください。

 

 

あるいは

 

今までなかった動きを

入れてみてください。

 

・・・・・・・

頷いてみる

ジェスチャーを入れてみる

表情を変化させてみる etc.

・・・・・・・

 

 

いろんな動きを

入れてみることができます。

 

心理的な枠もはずれて

音声が大きくなりますよ。

 

 

 

実施しているセミナーでも

表現力をつけるためのレッスンの時に

ジェスチャーを入れて

文章を読んでもらっています。

 

 

そうすることで

 

照れくささも吹き飛んで

音声も表現力も大きくなるのです。

 

 

 

ちなみに・・・

 

私の母にも

この「動きの法則」を伝えました。

 

 

今では恥ずかしがりやの性質も変わり

意気揚々と楽しく

カラオケ教室に通っています^^

 

 

 

というわけで今日は

 

「声が小さい悩みを解決する3つの方法は?」

 

というテーマでお伝えしました。

 

受講者を感動の空気で包み込み、巻き込み、惹きつける 村松由美子の感動ヴォイスメールレッスン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事