声を出すことは副交感神経のスイッチを入れること

 

昨日の投稿では
 
しっかり息を吐きながら
声を出すことが
 
ヨガなどで目指している
メンタル状態をつくってくれる
 
とお話ししていました。
 
 
 
メンタルの問題解決や
ココロを落ち着ける
ということにおいては
 
「吐く」ということが
とても大切になります。
 
 
 
自律神経の調整のためです。
 
 
 
 
 
 
自律神経とは
人間が「生きる」活動において
とっても重要な神経。
 
 
たとえば
 
眠るときには
自律神経の中の
副交感神経
というものの
スイッチが入らないと
眠りに入りづらくなります。
 
 
副交感神経の役割は
心身をリラックスの状態に
もっていってくれるもの。
 
 
 
自律神経は2種類あり
 
もうひとつが
交換神経です。
 
これは
心身を緊張状態に導くもの。
 
 
交換神経が優位すぎると
緊張状態にあるわけですから
眠れなくなってしまうのです。
 
 
 
 
この自律神経と呼吸が
つながっています。
 
吐いているときには
副交感神経が優位に。
吸っているときには
交換神経が優位に。
 
 
 
声を出すという行為は
吐くという行為です。
 
声を出すということは
副交感神経のスイッチを
入れることでもあるわけです。
 
 
 
そしてそれだけではなくて
声の振動で身体内をマッサージして
活性化します。
 
 
 
 
ちなみに
 
私が大学院で行った研究実験で
おもしろい結果が出ています。
 
ヴォイスレッスンをすると
 
緊張感が下がり
覚醒状態が上がる
 
という実証が出ました。
 
 
 
私が思う別の言葉で表現すると
 
ムダなリキミがなくなり
頭がクリアになる
 
ということ。
 
 
 
声を出すということは
すごく良い状態になれる
ということですね。
 
 
 
 
 
 
このように吐くことが
とても大切なのですが・・・
 
 
しっかり吐くためには
そもそも
吐くための空気が
肺に入っている必要があります。
 
 
ですが
 
 
声やプレゼンのセミナー
講座・研修などで
たくさんの方を拝見してきて
感じることのひとつ。
 
 
そもそも吐くための空気が
しっかり肺に入っていない方が
すごく多い。。
 
呼吸の
 
吸う力も弱いのです。
 
次の投稿に
続けますね^^
 
 
 
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