ケネディ大統領の勝因は声とプレゼンのトレーニング

 

2004年のアメリカ大統領選挙。
テレビ討論会の後、
ブッシュ大統領
ケリー候補
支持率で大きく差を
付けられてしまった。
 
 
そこで
ブッシュ大統領は
側近からあるアドバイスを受け
次回の討論会では
大きく改善して臨み
大統領選で勝つことができた
 
何を改善したのか。
 
 
答えは、
 
まばたきの回数。
 
 
こんな話を
Vol.31のニュースレターでは
ご紹介していました。
 
 
まばたきと大統領の話し
今回は
まばたきを
コントロールすることで
声のトーンを
コントロールをしていた
 
ケネディ大統領
 
について
お話しさせていただきます。
 
 
ケネディは
声のトレーニングをした
初の大統領です。
 
 
 
 
目から得た視覚情報は、
必ず大脳を経由して
処理されますが
耳から得た聴覚情報には、
小脳に直結して処理される
ルートがあります。
 
小脳は、
意識をつかさどる大脳に対し、
無意識を担う部分。
 
 
音声というのは
ダイレクトに
聴き手の潜在意識に
深く入っていく。
 
・・・・・・・・
 
アメリカの政治家は
声はメディア戦略において
非常に重要で
 
声で勝敗が分かれることを
熟知しています。
 
ケネディ以降、
アメリカの政治家、
ビジネスリーダー
声やプレゼンのトレーニングを
積むようになりました。
 
 
1961年
ケネディ大統領は
圧倒的に有利だった
ニクソンを破り
35代の大統領に就任しました。
 
 
なぜ大逆転して
勝利することができたのか。
 
 
その一番の要因が
 
まばたきのコントロール
 
だと言われています。
 
 
まばたきをすると
声のトーンが下がります。
 
 
 
ということは
まばたきが多いと、
 
声が高くなったり
下がったりと
不安定になるということです。
 
 
ニクソン
とてもまばたきが多い人で
音声が非常に不安定。
それに比べて
ケネディ
単語の切れ目で
まばたきをするなど
 
話す文脈が自然に聴き手の中に
入っていくように
まばたきのタイミングを
コントロールしていました。
 
言い換えると
そんなことができるくらい
徹底してプレゼンの訓練をした
ということでもあります。
 
 
何回も両者のプレゼンを
聴く機会をもつと
一定の印象が積みあがっていきます。
 
 
ニクソン
なんだか不安定で
不安を感じさせる。
ケネディ
安定感があり
話す内容が
すんなり頭に入ってくる。
 
 
どちらを
国のリーダーにしたいかと考えると
すぐに答えが出ると思います。
 
話す内容の文脈が
すんなりと
聴き手の頭に入るように話す
というのは
とても大切なことです。
 
 
まばたき以外にも
間をあける
 
息継ぎのタイミングを
コントロールする
など
文脈を
正しく聴き手に伝えるために
やるべきことがあります。
 
 
またこの話は
次の機会にさせていただきます!
 
 
 
感動のスピーチを
手に入れたい方はコチラ
https://kando-voice.com/?p=19
 

受講者を感動の空気で包み込み、巻き込み、惹きつける 村松由美子の感動ヴォイスメールレッスン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事