コンピューターの進化は早く、
とどまることを知りませんね。
日経トレンディの
「2015年ヒット予測」を見ていたら
【ともだちロボット】の記事が
目に留まりました。
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人が話す声のトーンや
表情から感情を読み取り、
それに合わせて身ぶり手ぶりを交えて
受け答えする。
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そんなロボットが
発売されるのだそうです。
人間顔負け。
というより、
負けていませんか?
声研究の論文を書く際に、
東京大学 工学部の先生方の
お力をお借りしていました。
先生方は、
こんなお話をされていました。
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将来、ロボットは、
間違いなく感情を持つ。
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2015年、
ついにワンステップ目が
はじまるのでしょうか。
「コンピューターみたいな
無味乾燥な話し方」。
淡々とした話し方を
そのように表現することもありましたが、
コンピューターは
そこを超えていこうとしています。
あなたはどうでしょうか。
無愛想な、
気持を感じない
声のトーンではないでしょうか。
淡々とした
事務的な話し方を
していませんでしょうか。
相手の心の内を察して
コミュニケーションを
とっていますでしょうか。
コンピューターに・・・
負けていませんか。
ロボットくんは、
論理思考が得意です。
すでに、
はるかに人間を上回っています。
人間の領域は
感情や、感性。
ロボットくんも
追いつこうとして
がんばっていますが、
人間の領域までたどり着くのは
東大の先生方が
おっしゃっていたように
「将来」。
ここまでたどり着くには
まだまだ年月が必要なはず。
人間はコストがかかります。
それに比べると
ロボットはコストがかからない。
しかも、
「コンピューターみたいな」
声や話し方の人間に
コミュニケーションを
とってもらうよりも
「表現できる」
ロボットにコミュニケーションを
とってもらったほうが
聴き手もいい気持になれそうです。
ロボットに
取って代わらないようにも
ヒトである所以を大切にし、
表現して伝えることで
相手の心を突き動かしていく
感動をよべる声と話し方
の必要性は
さらに高まると感じています。